PS5買ったことの感想

趣味

薄い方のPS5を購入した。既にPS4のゲームパッドを2度買い替え、3度目の注文をする折、ひょっとして操作性の向上は各種ボタンの負荷を和らげるのでは、などと、都合の良い口実を思い付き、アマゾンにて若干値ごろな旧型機購入ための「招待」を申請したのが半年前である。先日、新しいゲームパッドを物色しながら妙な既視感におそわれ、諸々思い出し、諦め、ヨドバシにて新型PS5を注文、翌日発送でその翌日届き、同日、アマゾンから4つめのゲームパッドが届く。

初期設定とデータ引き継ぎはスムーズに片付いたものの、原神のダウンロードにえらく時間を要し、日をまたいでようやく「動作確認」を始める。PS4版とはゲームデータが異なるのか、描き分け、塗り分けが細部にまで行き届き、流れる絵を眺めるためだけにキャラクターを走らせ続けられる──PS4では意識に上らずとも無意識下に引っかかった、動作に伴う何らかの抵抗、障害みたいなものが、PS5ではぐんと軽減されたのだろう、いまや目的がなければ立ち止まれない──とっくに見飽きたはずのオープンワールドを遊びなおしている。

それにしても、マップの切り替わりや各種メニュー画面の呼び出しなどローディングが格段に短縮され、ゲームパッドを手放す機会が減った──掴みそこねて落としたり放り投げたりする機会が減れば、故障の頻度も下がるだろう、リモコンと異なりゲームパッドは本来、握り続けてこそ安定するものだ。加えて当初の目論見通り、多少なり丁寧に操作できるようになった──動かしたいように動かせるから無理が生じないのと、何よりも、白い純正ゲームパッドが、その手触りに至るまで、「高そう」だからである。

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