雑談

雑談

「サブカル」の社会的地位などと

ゲームやアニメ、マンガといった、ひどく限定的な意味での「サブカル」が公的にとりあげられるたび、その社会的地位向上を言祝ぐある種のファンらの少なからずが、その後実際に向上した社会的地位の内実を語らないのは単純に、向上すべき具体的現状を知らな...
雑談

かの式典の選曲の話し

娯楽が少ないうえにゲームも少なかった時代なら、「社会現象」と持て囃されたゲームを代表する音楽は、その当時を生きた人々の共通体験として記憶に残ろうが、今のゲームは趣味嗜好レベルで細分化された娯楽の代表格で、今後もその傾向は変わりそうにないか...
趣味

シンエヴァ見た感想追記

ネタばれ系のシンエヴァ感想・批評を巡回すると、ある種の熱狂的なファン(おだやかな表現)に対する当てつけを云々する記述が少なからず目に留まる。それを彼らの自意識過剰と退けるつもりはないにせよ、もしそれ──当てつけのようなもの──があるとして...
雑談

有権者様ども

無党派層ではない、選挙に行かない・毎回棄権する有権者が決め込む「無関心」の中には、政治に対する絶望や無力感、無知や諦めに由来するよりもむしろ、自身の力・権力を誇示すべく敢えて装われるものが、多からずにせよ、たぶんある。無関心層の「政治参加...
趣味

スタマス体験版する

「アイドルマスター スターリットシーズン」の体験版をする。少なくともリズムゲームの端末として、そしておそらくは育成ゲームの端末としても、スマホ・タブレットより操作性が劣る「据え置きゲーム機」のゲームパッドで何を・何ゲームをやらせるのか──...
趣味

シンエヴァ見た話し

地元の映画館でシンエヴァを見る。土曜の15時過ぎ、高校生~20代の男の子、女の子、合わせて10人程度と、予想外に若い客層、そして多い。冷房がきつく、いつでも出られるよう出入り口付近に陣取るも最後まで、事なきを得る。女の子はみな泣いており、...
趣味

おまえのラブライブ

少なくともファンの間では総じて評価の高い音楽・曲に初めて触れた時に私が不安を抱いた理由は、まさにその出来の良さにあった。 「アニソン」の作詞は縛りプレイみたいなもので、これを無難にクリア出来ればよしとせず、その縛りを逆手にとってハイ...
雑談

毒舌の現場から

世の少なくない毒舌が、対象への観察と理解の上に成り立つ巧みなレトリックの構築物でなく、対象への執着心にかられるあまり思慮と注意を欠いたがゆえに起きる事故だとすれば、ある種の凄惨な事故動画が消費されるようにしてそれが「バズる」ことだってある...
雑談

遅い物書きの生存ルートは

速く書けることは良く書けることに直結しないものの、書き終えて初めて、いかに修正し、あるいは破棄すべきかを的確に判断できるなら、速く書きあげて速く書きなおせることは物書きが備えるべき能力の一つに違いない。そして、かの的確な判断ができる能力を...
雑談

地獄で鞭を振るう者は

馬を鞭打つ者が落ちる地獄で彼に鞭を打つ者の顔は馬か、人間か。前者は報いとして出来過ぎている──報いによる免罪と赦しのシステムを地獄に持ち込むことで、地獄から解放される保証を得ようとする願いが、馬ないし馬面の執行人を描き出す。そもそも地獄は...
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