takahashi

雑談

賭けの境地で見るもの

「賭け」の結果は突き詰めれば自分にとって勝ちか負けかのいずれかで、勝率は常に50%だ──とまで断言できる境地で迫られるのは、私たちが賭ける選択肢や結果の見込みを判断するための「情報」が一切入り込めない薄くて短い瞬間を生きる覚悟だ、とする。例...
雑談

意思の力

「意志の力」について論じるとき、引き寄せ系の文脈では流れ星のたとえ話が有名だが、次のようにもっと俗っぽく「現実的」にアレンジすることもできる。 いちど決めた願いや目標を明確に鮮明に具体的にこと細かく常に持ち続け、いつでも誰にでも説明できる「...
雑談

精神論・根性論に直結しない、意識の論じ方

私たちが日々たずさわる、さまざまな「とりくみ」の現場では、「意識」を求められることが少なからずある。たとえば私のような人間が教条主義的に拒絶しがちな、そういった要求はしかし、必ずしも精神論・根性論に直結しない。 「意識のあるとりくみ」の反対...
雑談

ところで鳥になりたい鳥派は鳥籠に鳥を飼うだろうか。

猫派の中には猫になりたい者が少なからずいるだろうが、犬になりたい犬派はたぶんいないか、少なくとも猫になりたい猫派ほどにはいない。 人と犬の間を描き出す語りは、友好関係、というか「関係」の文字に親和性がある。それがたとえば対等な友情で結ばれる...
雑談

凡庸な社長には器でなくマナーを求める

自分のような(広義の)サラリーマンたちの語る社長・経営者談義は往々にして「ぼくのかんがえるさいきょう」系のおはなしに終始し、その多くは「社長の器」を描き出そうとする。器の持ち主は「生まれながらの社長」であり、そうでない者と比較される。 私は...
雑談

軽い神輿は遠からず担ぎ手の足腰を弱める。

自分と比べて明らかに資質も能力も劣る者に直接仕えること自体は必ずしも、世間一般的に考えられるほど苦痛でない。 いっぽう世間一般も薄々そう感づきながら「傷つけられるプライドの物語」は依然根強く残っており、その枠組みでざっくり分かったつもりでい...
雑談

休日の充実度合いは働くことから解放された度合いで測られるべきだ。

今年の私のGWは、多くの人がそうであるように、10連休には程遠い、ただ短くないだけの連休である。それにしても、2018年-2019年の年末年始は、社会人になって以降最長の9連休であった。それでも長いとは感じられなかった。 生来「働きたくない...
雑談

マスコミ批判の文脈で「忖度」を使うのは、なんか違う。

「忖度」には、忖度する者たちへの同情や、その人が置かれた事情へのご理解を請う響きがあって、批判の言葉としては案外弱い、と思う。それでも末端で業務にあたる彼ら彼女らが慮る誰かの都合に向けた、あるいは忖度込みで動くしくみそのものに向けた広い視野...
雑談

メーデーおめでとうございます。

自粛に始まり忖度に終わる、などと言えばいかにも凡庸にちがいない。それにしても、前の改元時、誰に指図されるでなし取り組まれたおこないを一括りに言い表す「自粛」と同じくらいしっくりくるキーワードを、それから三十年後の今に当てはめることができれば...
プラモ

ジャスティス作った

劇中ではさほど気にならなかった、ジャスティスの背負うフライングユニットは、立体に起こされると大変かさばる。かといって今風のガンダムよろしくスマートな本体は、バックパックなしだとえらく貧弱に映る。 それにしても、パッケージ絵同様に展開させたそ...
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