「アゾン Twinkle a・la・mode~ ルビー / リセ」雑感

ドール


9月末のこと、消費税増税直前の買い物に、などと、アマゾンを物色し、一万円を切っていかにも売れ残り気味なこれを購入。翌々日に届いた現物を見れば、低評価レビューにあったとおり、ソックスから脚全体への色移りがタトゥーの消し痕みたいに痛々しく悪目立つ。パニエの背面は捲れ上がり気味で、アイロンで整えるかリボンで隠すかなど、処理を要する。また、ヘッドドレスが前後に歪んでいるのか、うまく刺さらない。もっとも、箱の中で3年寝かされたのである、こんなものではないかと、思えなくもない。

公式設定上「お姉さん」なシリーズとあるとおり、Mサイズのボディは先に買った2体と比べて頭ひとつ分大きな、ほぼ別物。それにしても身長に応じた肉付きのおかげで本体のバランスは整っており、例えば薄いブラウス一枚だけ着せても貧相に見えず、十分に映える。

顔全体に対する割合・バランス的にそうなのか、えらく目が大きいように感じられ、購入前にwebサイトの写真などで見た以上に実物は平面的な「ざ・アニメ顔」で、慣れるまで辛い。キャラの目線が正面から逸れると、目の「描かれた感」「貼り付けられた感」が際立ってしまうあたり、ちょっと難しい顔。もっとも自分としては、金髪ならだれでもよかったので、後悔はない。

  • この種の衣装に魔法戦士的なキャラ像を見てしまうゲーム脳には、剣やロッド的な小道具、「装備」を持たない姿に物足りなさを感じるかもしれない。
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