雑談

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腰痛になって考えたこと

先日、椎間板ヘルニアとの診断される。座り方、寝方、歩き方、仕事の姿勢等々、当面やっていいこと悪いことに関する私の質問攻めに辟易した医者は「痛いことは悪いことです」とだけ答えた。 休んでばかりではいけない、筋力を保ち向上させる適度な運動は良い...
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賢い奴らが排除され、陰謀論は破綻する

たとえば最近読んだ本でも端的に暗愚などと称されるような某国の「トップ」について、二度目の就任当時の「彼」を、私は「偽王」ではないかと勘繰っていた──思慮と分別と良識がはたらかないからこそなしえる悪政を通じて、国政のありようを根底から変えたの...
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人を窮地に陥れてもその本性は見えない

窮地で人は本性を現す、みたいな定型表現は、それが当てはまる場面もあるにせよ、「人の本性」みたいな単語を教条主義的に忌避する私としては釈然としないものがある。 ふだん人はその本性とは異なる様々なありようを選ぶことができ、窮地はその選択肢を奪う...
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他人の稼ぎで食うメシだってうまいよ

自分の稼ぎで食うメシはうまい、みたいな一般論を一概には否定できないにせよ、経験則的には「自分の稼ぎ」であることに執着し過ぎると、稼いだ金でする買物すべてに値段以上の満足を求めがちだから、値段相応の食事ではケチがつき、うまいメシには滅多にあり...
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彼らは鏡しか見ない

SNSのアイコンに可愛い「キャラ」を使う例のアレを、「彼ら」の容姿コンプレックスに直結して囃したてるさまは、勝ちに急いだ感ありでみっともなく、しばしば的外れでもある、と思う。 「彼ら」がその種のアイコンを好んて使うのは、可愛いキャラで下種な...
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無駄に時間を買わない

ネットで良い感じの品物を見かけて、いま買うべきか、見送るべきか、商品ページやレビューサイトをぐるぐる廻って毎日10分、30分、1時間と時間を費やす──そんな様を見かねてだろうか、「理性的な自分」が、いままで悩んだ合計時間を冷酷に数え上げたあ...
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敬語警察か

会社の上司やマナー講師でもないのに、そもそも自分に向けて言われたわけでもないのに、やたら敬語にこだわる者たちに、穏やかな言い方で余計なお世話、そうでない言い方で奴隷根性的なものを、読み取ってもよい場合だってあるだろう。 それにしても「ネット...
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永遠を生きるための錯覚

0時帰宅が続いた頃は、帰宅してから次に出勤するまでの数時間を少しでも濃密に生きるために、かえって余計に消耗していた感がある──濃密というか「永遠」に生きられないか、とすら考えたものだ。 今の直後に訪れる極めて短い時間の「中身」は、今と殆ど全...
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賭けの境地で見るもの

「賭け」の結果は突き詰めれば自分にとって勝ちか負けかのいずれかで、勝率は常に50%だ──とまで断言できる境地で迫られるのは、私たちが賭ける選択肢や結果の見込みを判断するための「情報」が一切入り込めない薄くて短い瞬間を生きる覚悟だ、とする。例...
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意思の力

「意志の力」について論じるとき、引き寄せ系の文脈では流れ星のたとえ話が有名だが、次のようにもっと俗っぽく「現実的」にアレンジすることもできる。 いちど決めた願いや目標を明確に鮮明に具体的にこと細かく常に持ち続け、いつでも誰にでも説明できる「...
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